日商簿記検定 仕訳攻略ナビ

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私が勧める簿記の本

簿記検定を研究し尽くした著者渾身の一冊

簿記検定には何をどうやれば合格出来るのか。多くの日商簿記受験生が頭を悩ませる命題であろうと思われます。もちろんひたすら勉強すればいいのじゃないかと思われますが、その勉強の仕方というのは意外と分からないものなんです。簿記のテキストは沢山ありますが、今まで有りそうで無かったその疑問にずばり応えてくれる受験生視点の素晴らしい書籍が今回紹介する「仕訳攻略ナビ」なのです。著者は受験生で知らない人はいないと言われ、WEBサイト簿記検定ナビを制作・管理されている田口泰久氏。長年に渡って簿記検定を研究し尽くしている著者だからこそ、経験に基づいた説得力のある内容に仕上がっており業界関係者からも評判は高いようだ。

仕訳を制するものが簿記を制す

仕訳といえば簿記の基本中の基本トレーニング。スポーツに例えるなら野球やゴルフの素振り練習みたいなものでしょう。スイングが常に一定で体幹がブレないように繰り返し練習する様は、正に仕訳問題を繰り返し解くのと何ら違いはありません。毎日毎日繰り返し解く事で簿記の基本と問題を解くスピード力を取得し、総合問題など応用力を要する問題に対応出来るようになるのです。そうです、簿記検定に合格する近道は仕訳を繰り返し沢山解いて基礎力を底上げする事が大切なのです。仕訳を制するものが簿記を制すとは良く言ったもので、「仕訳攻略ナビ」ならその要望に十分に応えてくれるのである。

使いやすさの向上の秘密に迫る。

それでは具体的にこの書籍がいかに受験生の視点で作られたかを書いてみたいと思う。まずは下記画像を見て頂きたい。この書籍の基本編の一部であるが重要項目の仕訳を単元ごとにピックアップして出題されている。仕訳問題を解く上で重要なのはどれだけ正確に数をこなせるかであり、このように問題のすぐ下に解答が掲載されているのは非常に効率良く解けるのでとても感心した。大抵の問題集は解答が巻末にあったり、少し離れたところに載っていたりするものだが、この本のように真下にあると短い時間でも結構問題を解く事が可能である。しかも解答は朱記されており、同梱されているチェックシートで隠せる仕様になっているため解答が目に入る心配はないのだ。素晴らしいアイデアだ。

基本問題編

また、イラストもふんだんに使っており、解説もコンパクトにまとめられているため理解がしやすい。仕訳は前述したように数をこなしてナンボなので、あまり文字だらけの問題集はちょっと個人的にはお勧め出来ないのだ。

総合問題編

第2章の応用問題編では本試験と同じ形式で出題されており、さながら実践そのものの緊張感で仕訳問題を解く事が出来る。日商簿記検定は第1問で必ず仕訳問題が出題されており、ここを落とすと合格点を取るのがかなり厳しくなります。このように実践問題を解く事で本番での苦手意識を払拭し、本試験対策としても効果が出るように配慮されています。

B6版サイズ

また、この問題集はB6版で非常にコンパクトであるため持ち運びに便利で、通勤時などのスキマ学習にとても向いているのではないでしょうか。上の画像を見て頂ければお分かりになると思うが、A4サイズの大きさにすっぽり2冊収まるコンパクトさだ。チェックシートを使う形式なので片手で持てるサイズでなければ数をこなすというコンセプトが崩れるのもあるだろうが、仕訳に特化した問題集であるならばむしろこのサイズは使いやすいと思う。

下記のリンクから一部書籍の内容が確認出来るので是非検討して欲しい。

仕訳攻略ナビ2級 仕訳攻略ナビ3級

マル秘受験テクニック

この本には実は本当に読んで欲しい記事が満載なのだ。それが巻頭に付いている入門編・実践編・裏技編・番外編の4つだ。著者である田口氏の豊富な経験に基づいた一種の読み物的な内容となっており、実際に受験して合格した人間なら誰もが頷く内容で、あまりライバル受験生に教えたくないテクニックなども突っ込んで解説している。本当に研究し尽くしていないと書けない内容だ。残念ながらここから先は買ってからのお楽しみとしよう。この付録のような読み物だけでもお金を出す価値は十分にあると思う。

巻頭付録

これら書籍の購入はお近くの書店か、又は著者の特設サイトより購入する事も可能だ。

仕訳攻略ナビ特設サイト