このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
買入償還後の未償還社債の期末仕訳の件
日時: 2012/09/04 10:45:32
名前: 己榕典ミ 

こんにちは。
他のサイトで目にした問題です。が社債償還以外の回答仕訳が理解できません。
また、買入償還後の未償還社債の決算処理の件の考え方もわかりません。
償却原価法の適用にあたり、利息法と定額法と考え方や処理の仕方が異なるのでしょうか?
定額法の場合は、わりと参考書などに例題がのっているのですが、利息法の場合は見かけたことが私は、ありません。
TACのテキストで、『利息法による場合には、一般的に利払日ごとに償却額を計算して計上する。』と書かれた部分がありました。ここで、一般的にとありますが例外もあるのでしょうか?例外がある時は、どんな時なのでしょうか?
私は、利息法による計算の際、利払日ごとに償却額を計算してきました。期末整理の時にも、未償還社債の償却額を計算して計上するのでしょうか?この部分、試験の出題傾向が低いとかで説明が詳しくありませんでした。
すみませんが、考え方など、どなたか教えて下さい。



次の資料により、決算日(2年12月31日)に必要な仕訳を示しなさい。

<資料>

1. 

決算整理前残高試算表(一部)  (単位 : 円)

自己社債     11.520.000   社債     19.010.000

社債利息      1.057.500

2. 参考事項

 自己社債は、2年11月30日に社債額面総額12.000.000円を裸相場で@100円につき@95円で買入償還したときの支払額(端数利息を含む)である。この社債は1年10月1日に額面総額20.000.000円を@100円につき@94円で発行したものであり、約定利率年6%、利払日年1回(9月末)、償還期限5年であり、実効利子率を7.5%とする償却原価法(利息法)で処理している。

解答

(借)社債利息 22.575 (貸)社債 22.575

   社債 11.428.575 自己社債 11.520.000

   社債利息 120.000 社債償還益 28.575

   社債利息 22.575 社債 22.575

   社債利息 120.000 未払社債利息 120.000




メンテ

Page: 1 |

Re: 買入償還後の未償還社債の期末仕訳の件 ( No.1 )
日時: 2012/09/05 19:18:05
名前: Vis 

こんにちは


前半の

社債利息 22,575 社債     22,575
社債 11,428,575 自己社債 11,520,000
社債利息 120,000 社債償還益 28,575
は買入償還時にした

自己社債 11,520,000 現金預金 11,520,000
の修正仕分けです。


まず最後に社債を償却した利払い日の2年9月末から、買入償還日の11月末まで2ヶ月間の償却原価法の仕訳を行います。

19,010,000×12,000,000/20,000,000=11,406,000(9月末の償却する社債の帳簿価格)
11,406,000×7.5%×2/12ヶ月=142,575
12,000,000×6.0%×2/12ヶ月=120,000
142,575-120,000=22,575
で 社債利息 22,575 社債 22,575 の仕訳を行
います。


次に買入償還時にすべき仕訳

社債  11,428,575 現金預金 11,520,000
社債利息 120,000 償還益    28,575
と買入償還時に行った仕訳(自己社債 11,520,000 現金預金 11,520,000)を相殺して

社債  11,428,575 買入社債 11,520,000
社債利息 120,000 償還益 28,575
の仕訳を行うわけです。


定額法と同じように償還の時には、前回の償却日から償還日までの償却額を計上します。(もちろん端数利息も)
利払い日ではありませんがココで償却しないと償還益が正しいものではなくなってしまいます。



後半の

社債利息 22,575 社債     22,575
社債利息 120,000 未払社債利息 120,000
は買入償還しなかった額面8,000,000分の社債の償却原価法の仕訳と社債利息の見越計上の仕訳です。


2年9月末から決算日の12月末までの3ヶ月間の償却原価法の仕訳は

19,010,000×8,000,000/20,000,000=7,604,000
7,604,000×7.5%×3/12ヶ月=142,575
8,000,000×6.0%×3/12ヶ月=120,000
142,575-120,000=22,575
で社債利息 22,575 社債 22,575 の仕訳

8,000,000×6.0%×3/12ヶ月=120,000
で社債利息 120,000 未払社債利息 120,000 の仕訳です。


後半の仕訳も定額法となんら変わりません。
決算日にも償却原価法の仕訳をするのは、
〜〜〜〜〜〜
社債の「決算日時点」の正しい額を計上するためと(「決算日時点の正確なB/Sを作る」という簿記の基本的な考え方がありますよね)
社債利息を「発生した期間に正しく割り当て」なくてはならないためです。(こちらも当期の正確なP/Lを作る=費用は発生主義の原則)
〜〜〜〜〜〜
この考え方は他の論点でも基礎中の基礎となります。
メンテ
Re: 買入償還後の未償還社債の期末仕訳の件 ( No.2 )
日時: 2012/09/05 19:20:13
名前: Vis 

〜続き〜


利息法と定額法で処理が違うのは「利息法は利払い日にも償却を行う」だけのはずだったと思います。

試験問題なんかでは利払い日と決算日が同じで出てくることが多いと思いますので、この問題はかなりヒネッタ問題ですね。
ただ試験では年2回の利払い日があったりするので注意してください。

TACの「一般的には」という表現は重要性の低い事柄に関しては細かく処理しなくても良いという「重要性の原則」があるための表現だと思います。
試験では「重要性の高い事柄ですので原則的処理を」なんていちいち断りはないですので、原則的な処理をしましょう(笑)


上にも書きましたが簿記には基礎となる考え方があります。迷ったらまずその考え方に照らし合わせてみましょう。
企業会計原則の一般原則、損益計算書原則、貸借対照表原則だけでも読むと「あーなるほど、こういう事だたのか!」と思うことが出てくるはずです^^
メンテ

Page: 1 |