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偶発債務について
日時: 2010/09/30 09:51:45
名前: コニタン 

手形割引の問題で、
当期中に受け取った手形(額面150,000)を銀行で割り引き、割引料900円を差し引かれて、当社の当座預金口座に振り込まれた。なお、当社はこの手形に対する遡及義務を負担するが、この保証債務の時価は、手形額面金額の1%と見積もられた。
という問題で、仕訳はわかるのですが問題の初めに
「偶発債務を備忘記録しない方法(直接減額法)で処理すること」とあります。解答の借方 保証債務費用1,500 貸方 保証債務1,500というのは偶発債務の備忘記録ではないのですか?偶発債務の記入とは何ですか?どなたか教えてください。
メンテ

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Re: 偶発債務について ( No.1 )
日時: 2010/09/30 12:37:23
名前: massive 

>借方 保証債務費用1,500 貸方 保証債務1,500というのは偶発債務の備忘記録ではないのですか?

違います。備忘記録ではありません。
手形を割引すると受取手形(金融資産)が消滅するのと同時に遡及義務(金融負債)が発生します。
この遡及義務(金融負債)を「保証債務」という科目名で負債として計上するのが上記の仕訳です。
保証債務は貸借対照表に載る純然たる負債であり偶発債務ではありません。


将来、もし不渡になれば手形額面の150,000円を支払うことになります。
これが割引時点における偶発債務です。
現在は発生の可能性が低い可能性としての債務であり貸借対照表には載せませんが、
将来に不渡によって支払い義務が確定すれば貸借対照表に載る負債になります。

偶発債務の備忘記録の方法は2つあります。
1.対照勘定法
当座預金    149,100 受取手形  150,000
手形売却損     900
手形割引義務見返150,000 手形割引義務150,000←貸借で一対の対照勘定

2.評価勘定法
当座預金    149,100 割引手形  150,000←貸方の割引手形が評価勘定
手形売却損     900


「金融商品に係る(関する)会計基準」が制定されてからは備忘記録を付ける必要がなくなりました。
日商では101回から対象になっていて、それ以降は出題されていません。
それ以前は2級でも頻出でした。
メンテ
Re: 偶発債務について ( No.2 )
日時: 2010/09/30 14:55:25
名前: コニタン 

massive さん、詳しい説明ありがとうございました。よく分かりました。また機会がありましたらお願いします。
メンテ

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