このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
前払保険料
日時: 2006/01/29 21:48
名前: ふゆこ 

前払保険料が理解できません。
よろしくお願いします。

会計期間が平成5年4月1日から始まる一年で、12月1日に向こう1年分48000円の保険料を支払っている。
この回答、仕訳は
前払保険料 19200/保険料19200
とあります。
計算法として8ヶ月繰り延べるので48000×8は
理解できますが、どうして分母が20で割るのかが
わかりません。私は1年分とあるので12で割るのだと
考えてしまうのですが。

Page: 1 |

Re: 前払保険料 ( No.1 )
日時: 2006/01/29 22:11
名前: えとー 

恐らく、前期(平成4年4月1日〜平成5年3月31日)の決算時にに8か月分繰り延べしていると思うので、

前期の8ヶ月+12ヶ月=20ヶ月なるのだと思います。
Re: 前払保険料 ( No.2 )
日時: 2006/01/29 23:44
名前: ふゆこ 

回答ありがとうございます。
今まで解いていた問題がいつも12で割って
いたものだったので、そういうものだと
思ってしまいました。やっぱりよくわかりません。もう一度繰り延べの論点をやりなおしてみます。
Re: 前払保険料 ( No.3 )
日時: 2006/01/30 07:09
名前: ふくろう 

問題文をそのまま書きましょう。

「1年分48000円」とあるのならば12で割ります。
「毎年12月1日に向こう1年分を支払っている」とあり1年分の金額が与えられていなくて、
残高試算表などに48000円と勘定の残高のみが与えられており、
さらに前年にも同額を支払っている場合は前期からの繰延を考慮する必要があります。
Re: 前払保険料 ( No.4 )
日時: 2006/01/30 09:26
名前: ふゆこ 

ふくろう様ありがとうございます。すみません、
問題はまさしくそのとおりです。少し意味がわかってきました。どうも国語力がないようです。もう少し教えて下さい。私は向こう1年分と一年分は同じ意味で残高試算表に48000円とあれば、それが一年分の保険料だと思ってしまうのですが。

下記の問題の場合

自動車保険は毎年8月1日に向こう1年分(60000円)の
保険料を一括して払っている。決算にあたり、保険料の前払い分を繰り延べる。会計期間は、12月末日
を決算日とする1年である。

この場合60000×7÷12=35000となり、一年分の12で割るのでわかります。今までこういう問題だけでしたので、上記質問の問題もこれと同じことだと考えていました。
この問題でいうとこの時の残高試算表の金額はちがうのでしょうか。この2つの問題のちがいを教えていただけませんでしょうか?超初心者です。よろしくお願いいたします。
Re: 前払保険料 ( No.5 )
日時: 2006/01/30 10:14
名前: ふくろう 

この手の問題で注意する点は「毎年」という言葉です。
新しい方の60,000円で説明すると、

>毎年8月1日に向こう1年分(60000円)の保険料を一括して払っている

とあります。毎年払っているということは、昨年の8月1日にも1年分(60000円)を払っていたということです。
それならば前期末の昨年12月末日にも当期末と同じように7ヶ月分を当期に繰り延べていたことになります。
そして当期首に再振替仕訳を行っていたことになります。
さらに当期の8月1日に1年分(60000円)を支払っています。

前期末
前払保険料 7ヶ月分/保険料 7ヶ月分
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
当期首の再振替
保険料 7ヶ月分/前払保険料 7ヶ月分
8/1
保険料 12ヶ月分/現金など 12ヶ月分(60,000円)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

決算整理前の残高試算表には期首の再振替による7ヶ月分と期中の支払いによる12ヶ月分の合計である19ヶ月分の金額が載ってきます。
この場合では35,000+60,000=95,000になります。
この後で決算整理で7ヶ月分の35,000を翌期に繰り延べることによって保険料勘定の残高が12ヶ月分の60,000になります。


この問題をよく見ると、「1年分(60000円)」とあります。
1年分の金額が直接与えられているのだから、月割りして1ヶ月分の金額を求めるためには単純に12で割ればよいことになります。
Re: 前払保険料 ( No.6 )
日時: 2006/01/30 10:19
名前: ふくろう 

最初の48000円の問題を見ると、1年分の金額は直接には与えられていません。
この問題でも毎年12月1日に同額を支払っているのならば、前年である平成4年12月1日にも同額を支払っていたことになります。
そして前期末である平成5年3月31日に8ヶ月分を当期に繰り延べていたことになります。
そして当期首に再振替仕訳を行っていたことになります。
さらに当期の平成5年12月1日に1年分を支払っています。

前期末 平成5年3月31日
前払保険料 8ヶ月分/保険料 8ヶ月分
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
当期首の再振替 平成5年4月1日
保険料 8ヶ月分/前払保険料 8ヶ月分
平成5年12月1日
保険料 12ヶ月分/現金など 12ヶ月分
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

決算整理前の残高試算表には期首の再振替による8ヶ月分と期中の支払いによる12ヶ月分の合計である20ヶ月分の金額が載ってきます。
この20ヶ月分が決算整理前の残高試算表の48,000円になります。
この後に決算整理で8ヶ月分を翌期に繰り延べることによって保険料勘定が12ヶ月分になります。


「毎年」「同額」などの表現があり1年分の金額が直接与えられていない場合は注意が必要です。
初めて問題を解いたときは多くの人が気づかず間違えますが、過去問では何度も出題されています。
おそらく2〜3回に1度は出ていると思います。
本試験で間違えないように頑張ってください。
Re: 前払保険料 ( No.7 )
日時: 2006/01/30 13:02
名前: ふゆこ 

ふくろう様ありがとうございました!
やっと問題のちがいに気づくことができました。
やり方として、1年分の金額の記載がない場合、残高試算表の数字を見て、再振替仕訳月数+期中支払い12ヶ月分の数字で割るわけですね。
私は常に一年分だと勘違いしていました。
すっきりしてきました。
もう一度復習し、完璧にできるように
がんばります!

Page: 1 |