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減価償却累計額の計上
日時: 2006/02/10 00:28
名前: はな 

問題集にあるのですがよくわかりません。

1.平成○8年10月31日に不要となった備品(購入日:平成○3年11月1日、取得原価¥200,000 定額法 耐用年数6年 残存価格:取得の10% 間接法 決算日:10月31日)を¥10,000で売却し小切手で受け取った。当期の減価償却も計上する

答え
減価償却費     30,000 備品減価償却累計額30,000
備品減価償却累計額150,000 備品200,000
現金        10,000
固定資産売却損   40,000


2.平成13年1月1日購入のPC(取得原価:¥300,000 耐用年数 5年 残存価格:取得の10% 定額法)を¥110,000で売却し代金は来月受け取る・。当期の減価償却も計上する。決算は平成15年1月1日から12月31日

答え
備品減価償却費累計額 108,000 備品300,000
減価償却額       54,000
未収金        110,000
固定資産売却損     28,000
 
どちらも固定資産の売却に当期の減価償却を計上するものですが、減価償却累計額の扱いがそれぞれ違うと思うのですが。。。
どなたかなぜ違うのか教えてください。

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Re: 減価償却累計額の計上 ( No.1 )
日時: 2006/02/10 01:58
名前: 猫suke 

実は1も2もやってることは同じです^−^

1の場合
当期分の減価償却費を計上したわけですから当然、累計額も増えます
その仕訳が
減価償却費30,000/備品減価償却累計額30,000
となります。ここまでが第一段階です
そして前期までの減価償却累計額が120,000あるわけですから、この時点での累計額は150,000になります^−^
そして第2段階の仕訳
備品減価償却累計額150,000/備品200,000
現金       10,000
固定資産売却損  40,000
この2つの仕訳を合わせたものが、1の解答になっているわけです^−^

でも、減価償却累計額をわざわざ貸方に1度あげて、さらにまた借方にあげても、どうせ消えちゃうものですから、相殺しても構わないのです
だから1の解答は
備品減価償却累計額120,000/備品200,000
減価償却費    30,000
現金       10,000
固定資産売却損  40,000
とすることもできるわけです
2はこちらの方法での解答になります^−^

解答はどちらでも正解になりますし、問題集の解答にも別解として大抵両方載ってます
学校等で初めて出てきたときは1の説明をされますが、慣れてきたら2のほうが圧倒的に解きやすいと思います^0^
Re: 減価償却累計額の計上 ( No.3 )
日時: 2006/02/10 23:11
名前: はな 

ありがとうございます。
丁寧な説明に大変よくわかりました。
過去問は2の解き方でした。
やっぱり2のほうが解きやすいですね。
こちらに統一して覚えます。

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