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教えて下さい。
日時: 2006/02/19 07:55
名前: 簿記独学ビギナー 

問題集をやっていてどうしてもわからないところがあります。
問1 平成×9年5月1日に不要になったトラック(購入日 平成×7年5月1日、所得原価150,000円、減価償却方法:定額法、耐用年数5年、残存価格:所得原価の10%、記帳方法:間接法、決算日4月30日)を40,000円で売却し、代金は月末に受け取ることにした。
答え (借)車両減価償却累計額54,000円 
      未収金40,000円
      固定資産売却損56,000円
   (貸)車両150,000円
なんで減価償却累計額が54000円になるんですか?

もう1問 平成×8年10月31日に、不要となったパソコン(購入日:平成○3年11月1日、所得原価:200000円、減価償却方法:定額法、耐用年数:6年、残存価格:所得原価の10%、記帳方法:間接法、決算日:年1回10月31日)を10000円で売却し、代金は先方振り出しの小切手で受け取った。なお、当期分の減価償却費の計上も合わせて記入すること。
答え (借)減価償却費30000
     備品減価償却累計額150000
     現金10000
     固定資産売却損40000
   (貸)備品減価償却累計額30000
      備品200000
借方の減価償却累計額150000はどうやってもとめるんですか???
スンマセン馬鹿なもんでわかりません!!!教えて下さい!!!

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Re: 教えて下さい。 ( No.1 )
日時: 2006/02/19 10:57
名前: あんだんて 

どちらにも言えることなのですが、固定資産を売却する場合、
減価償却累計額は借方に記入します。その点をふまえて説明していきます。


<問1について>
通常、期首に売却するときは、その会計期間に入ってから
使用していないものとして処理することが暗黙の了解になっているため、
減価償却費を使わず、減価償却累計額しか出てこないのです。
下の質問を見ると、おそらく減価償却累計額の求め方も
おぼろげですので、求め方も書いておきますね。
(¥150,000−¥150,000×10%)÷5年×2年=¥54,000


<問2について>
この問題の解答は、先に当期にかかる減価償却費を計算しているパターンです。
当期にかかる減価償却費の計算をやってみましょう。
(¥200,000−¥200,000×10%)÷6年=¥30,000
よって、まずこのような仕訳を行っています。
(借方)減価償却費 30,000/(貸方)備品減価償却累計額 30,000

ここで、考えてみましょう。この仕訳を行ったあとの、
備品減価償却累計額はいくらになるのでしょうか?計算してみましょう。
取得してから前期(平成×7年10月31日)まで、4年経過していますので、
前期までの備品減価償却累計額は、
(¥200,000−¥200,000×10%)÷6年×4年=¥120,000
となります。それに当期に計上した備品減価償却累計額¥30,000を
加えますので、¥120,000+¥30,000=¥150,000となります。

なお、問題2ですが、以下の仕訳でも正解になります。
[借方・貸方に備品減価償却累計額がありますので、相殺しています]
(借方)
減価償却費 30,000
備品減価償却累計額 120,000
現金 10,000
固定資産売却損 40,000
(貸方)
備品 200,000
Re: 教えて下さい。 ( No.2 )
日時: 2006/02/19 11:30
名前: 簿記独学ビギナー 

レスどうもありがとうございます!!!
あっそうか購入した年と売却した年を見とかないといけなかったんですね!なんで×2になったり×4になったりするのかわからなかったんですけどこれで納得がいきました。手持ちの参考書では÷耐用年数までしか記してなかったのでわかりませんでした。いやあ普通に考えたら分かるんでしょうけど馬鹿ですよねえ(照)

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