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第109回問4について
日時: 2006/03/17 08:38
名前: 荒川 

第109回問4の問題が手元にある人にお聞きしたいのですが、答えには
1は 受取利息110000 損益110000
2は 支払家賃24000  前払家賃24000と書いてあるのですが、
参考として載ってある1の振替仕訳と2の再振替仕訳を転記した後の受取利息勘定
というのが
前受利息 15000  貸付金45000
損益    110000 未収利息 80000
2の再振替仕訳を転記した後の前払家賃勘定は
支払家賃 24000 次期繰越 24000
前期繰越 24000 支払家賃 24000
と答えの紙に書いてあるのですが、1では
<受取利息110000 損益110000
が答えであるのに、この仕訳を転記するとなぜ損益が貸方から借方へ移るのでしょうか?
同じように、2の問題でも答えは
支払家賃24000  前払家賃24000と書いてあるのに、
なぜ支払い家賃勘定に変化が無く、前払家賃勘定はなくなってるのでしょうか?

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Re: 第109回問4について ( No.1 )
日時: 2006/03/17 11:20
名前: あんだんて 

何が要求されているのかを考えてみましょう。

1では、受取利息の残高を損益勘定に振り替えなさいという
要求がされています。損益勘定というのは、費用項目と
収益項目を全て集めたものと考えていただけるといいでしょう。
損益の借方は費用に関する項目、貸方は収益に関する科目が集まります。
ここでは、受取利息の残高を損益勘定に振り替えることによって、
損益勘定の貸方に受取利息を表示することができるのです。
損益勘定へ記入してみると、流れがつかめますよ。

2についてですが、前払家賃を支払家賃に振り替えなさいと
言う要求がされています。前期末に
(借方)前払家賃 24,000/(貸方)支払家賃 24,000
という仕訳が行われています。この仕訳は、支払家賃のうち、
次期にかかるものを繰り延べるための仕訳です。当期首には、
前期末に前払家賃として計上していたものを支払家賃に
振り返る必要がありますよね。当期にかかる費用になるわけですから。
そのための仕訳がこの問題の解答になるわけですが、
この仕訳により、前払家賃の残高はいったんゼロになります。
そして、期末にまた費用の繰延や見越を行うことになります。
あくまで、支払家賃勘定にも変化はあります。支払家賃勘定を
書いてみるといいでしょうね。

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