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直接法について
日時: 2006/05/30 20:51
名前: ひろ 

問題で、【決算にさいし、購入後3年度目となる車両(取得価格800,000、耐用年数5年、残存価格は取得原価の10%)について、減価償却(定額法、直接法)を行う。】とあるんですが、この答えに納得できません。直接法って、簿価をあらわすので、800,000から(3年間の減価償却費144000×3=432,000)をひいて、368000となるのではないのですか?なぜ、(減価償却費)144000 (車両運搬具)144000になるのですか?これは、1年分の減価償却を直接出せばいいのですか?
それと、もし間接法だったら、この問題の解答はどうなるのですか?

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Re: 直接法について ( No.1 )
日時: 2006/05/30 21:39
名前: 名無し 

恐らく、この問題がどうだというより、言葉の定義が間違っている為に納得できてないのだと思います。

取得価格(取得原価)と簿価(帳簿価額)は同じではありません。

購入した時の金額(付随費用も含め)が取得原価であり、使用して価値が減っていった分を計算するのが減価償却で、この価値減少分を取得原価から引いたものが簿価です。

最後に減価償却についてですが、定額法の場合、取得原価・残存価額・耐用年数を使用して計算します(直接法でも間接法でも減価償却費は同じです)。
この3つとも資料に与えられてますから、求められている解答が減価償却時の仕訳なのであれば、簿価がいくらなのか考える必要は無く、ただ計算するだけで良い事になります。
因みに、間接法の時の仕訳は、

(減価償却費) 144,000 (減価償却累計額) 144,000

となります。
Re: 直接法について ( No.2 )
日時: 2006/05/30 21:55
名前: ひろ 

わかりました!^^ありがとうございます!
Re: 直接法について ( No.3 )
日時: 2006/06/01 11:29
名前: ムンムン 

参考までに。
なぜ直接法か!

車両運搬具勘定に注目して下さい。
T字で考えてみますと、
取得時に借方800.000、
一回目の決算時に貸方144.000
二回目の決算時に貸方144.000
今期の決算時に貸方144.000

これで車両運搬具は800.000-432.000
と、取得原価から直接引いてますよね。
つまり、直接法なんです。

なぜ間接法か!

取得時、車両運搬具800.000現金等800.000
一回目決算時、減価償却費144,000減価償却累計額144,000
二回目決算時、減価償却費144,000減価償却累計額144,000
今期決算時、減価償却費144,000減価償却累計額144,000

これで車両運搬具のT字を作ってみて下さい。
借方800.000貸方0
これでは簿価が800.000になってしまいそうですが、
減価償却累計額は432.000ありますよね。

つまり、簿価800.000だけど減価償却累計額が432.000の車両運搬具をもってますよ。と言う事になります。
直接引いてないですよね。これが間接法と言う意味です。

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