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過去問#96 第3問
日時: 2004/01/21 00:05
名前: クレイジーケン 

第96回の過去問の第3問で、

「車両(取得原価¥150,000、減価償却累計額¥90,000)の売却による現金収入高 ¥80,000」

についての仕訳があるのですが、解答は、

(車両減価償却累計額)90,000  (車両)150,000
(現金)80,000         (固定資産売却益)20,000

となっているのですが、

(現金)80,000         (車両)60,000
                (固定資産売却益)20,000

としては誤りなのでしょうか?
どなたかご教示お願いします。


ちなみに、合計試算表を作成する問題では、ここを間違えただけで丸々不正解(-28点)なのでしょうか?だとしたらかなり怖い・・・。

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Re: 過去問#96 第3問 ( No.1 )
日時: 2004/01/21 02:13
名前: takako 

問題を持っていませんので、解答から推測することにします。

結論から先に申しますと、下の形式では「誤り」ということになります。

この問題は、第3問の問題(出題)の時点で、合計試算表に「車輌減価償却累計額」があるかないかで解答の方法が変わってきます。

会社が減価償却費を間接控除(減価償却累計額を使う)の形式で控除している場合は、上のような仕分けをする必要がありますし、

会社が減価償却費を直接控除(減価償却累計額を使わず、各資産の帳簿価額を直接控除)の形式で控除している場合には、下のような仕分けをする必要があります。

本問の場合は、出題された資産表上に「車輌減価償却累計額」の残高があると思います。従って、車輌を売却した時点で、当該車輌に係る車輌減価償却累計額を控除してやらなければなりません。

出題された試算表上に、「減価償却累計額」なるものがなければ、下のように処理します。

ですから、出題の段階で「減価償却累計額」があるかないかで、上の解答を行うか、下の解答を行うか、判断しなければなりません。ですが(一応参考までに)、3級では上の解答を行うのが一般的だとは思います。

>合計試算表を作成する問題では、ここを間違えただけで丸々不正解(-28点)なのでしょうか?

専門学校の解答速報等においては、合計残高試算表作成の問題では、回答要求事項のある勘定科目の合計額(貸方、借方いずれか)と、総合計の欄に対して部分点が振られています。従って、上のような間違った解答をした場合には、合計の部分と車輌か減価償却累計額の部分点を落とすことになります。
一般に4点×7カ所ですので、8点減点という考え方でいいと思います。
Re: 過去問#96 第3問 ( No.2 )
日時: 2004/01/21 07:51
名前: クレイジーケン 

ありがとうございました。
やはり部分点があるんですね。よかった・・・。
横レス&蛇足ですが・・・ ( No.3 )
日時: 2004/01/21 08:10
名前: ゴーカク 

こんにちは。
前回の2級第一問仕訳問題で、上記と同じような問題が出たんですが、問題文で「直接法」が指示されていたんです。日頃「間接法」に馴れている人が多いので、「やられた!」と思った人は結構いると思います。
気をつけるべき所ですよね。

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