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問題文の意味がわかりません。。(為替手形)
日時: 2004/05/26 18:47
名前: かよぽん 

はじめまして。質問させてください。

第101回第3問目中の問題の中で、

富山商店に対する買掛金¥30,000について、同店振り出し、同店受け取り、当店あての為替手形を呈示されたので、その引き受けをした。

とあります。

解答解説に

(借方)買掛金(富山)¥30,000 (貸方)支払手形¥30,000

となっています。

富山商店さんが、当店に対して、「支払手形を振り出してよ」と要求している。ということになるのですか?

為替手形ってなんですか?

どなたかご教授お願いします。。

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Re: 問題文の意味がわかりません ( No.1 )
日時: 2004/05/27 10:41
名前:  西村丈治  < >

 為替手形では手形関係の当事者は振出人、名宛人(引受によって支払人になる人)、名指人(受取人)というように3名います。

 東京商店は富山商店に対する買掛金¥30,000について、同店振出し、同店受取り、当店あての為替手形を呈示されたので、その引受をした。

 手形の振出人  富山商店
 手形の名宛人  東京商店
 手形の指図人  富山商店

 したがってこのケースでは振出人と受取人が同一人物になっています。
 (1)債務者である東京商店の行なう仕訳
  買掛金 30,000 支払手形 30,000

 (2)債権者である富山商店の行なう仕訳
 受取手形 30,000  売掛金 30,000

 振出人と受取人が同一人物である為替手形の振出は売掛金という金銭債権よりも、受取手形という金銭債権に替えておく方が金銭債権の回収の可能性が高まることと、受取った手形を割引いて換金化できるというメリットがあるために行われます。
 数年前までは為替手形の問題は3級簿記では殆ど出題されませんでした。最近、頻繁に出題されるということはそれだけレベルが上がったということです。
 振出人、名宛人、受取人というようにそれぞれ立場の違った当事者として為替手形の問題を処理できるようになれば飛躍的に実力は向上します。(パターンの暗記的な処理は最悪の学習方法です)



Re: 問題文の意味がわかりません。。(為替手形) ( No.2 )
日時: 2004/05/27 15:30
名前: かよぽん 

西村丈治さんありがとうございました!
為替手形が理解できた気がします。

この調子でいくと6月の3級試験に間に合うあか心配です。。
でも、やるしかないので頑張ります〜!

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