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前期の貸し倒れについて教えて下さい
日時: 2005/02/20 00:07
名前: なおこ 

第102回の3問の7-cの仕分けなのですが、…
前期に発生した売掛金¥25000が回収不能となり、貸倒れとして処理した。
回答 貸倒引当金 25000 売掛金 25000
前期なのに、償却債権取立損勘定を使わないのは、どうしてでしょうか?度々すみません。

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Re: 前期の貸し倒れについて教えて下さい ( No.1 )
日時: 2005/02/20 00:46
名前: kaz 

償却債権取立損という勘定はありません。当期以前の売掛金が貸倒た場合は貸倒引当金を取崩ます。当期分なら貸倒損失で費用処理です。
Re: 前期の貸し倒れについて教え ( No.2 )
日時: 2005/02/20 15:45
名前: 西村丈治  < >

 若干、補足させていただきます。

 決算の時点で売掛金や受取手形があります場合には、自社の過去の実績や税法上の規定などを参考にしまして、期末の売掛債権が将来、貸倒などで回収不能になる金額を予想し、これを(借方)貸倒引当金繰入 (貸方)貸倒引当金 という形で処理をしておきます。

 借方の貸倒引当金繰入は当期に原因のある事項につきまして将来、費用が発生することを見越し計上したものといえます。(厳密には収益と費用の対応関係の保証)
 
 貸方の貸倒引当金は借方の金銭債権の控除的な評価勘定であり、実際に存在すると予想されます金銭債権を評価する働きをしています。

 当期において前期に発生しました売掛金のうち25,000円が貸倒になりました場合、前期に計上しました貸倒引当金を取り崩すという形で処理をしますと、前期にその原因が存在しました当期の費用の発生は当期には費用として計上されませんので、期間損益計算の前提であります費用・収益対応の原則に基づいて合理的に行われたことを意味します。
Re: 前期の貸し倒れについて教えて下さい ( No.3 )
日時: 2005/02/20 23:35
名前: なおこ 

kazさん、西村さん、いつもありがとうございます。
高度な問題ですか?
私は(借)貸倒損失と仕分けしてしまう。
勉強になります。ありがとうございます。

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