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貸借対照表での貸倒引当金
日時: 2005/05/20 13:58
名前: トンプク 

決算整理後の残高試算表から
損益計算書・貸借対照表を作る問題なのですが
「貸倒引当金」の扱いがよく分かりません。
私の中で「貸倒引当金」は売掛金等が回収不可能になった時に困らないように、あらかじめ掛けておく保険のような物で、不可能になってから初めて回収される物だとおもっています。
ですが、上記のような問題では、これといって「売掛金が貸倒れた」という指示も無いのに(というか図しかない)売掛金から貸倒引当金を引いています。
図でかくと
         貸借対照表
売掛金  (10000)
貸倒引当金( 3000)(7000)

こんな感じです。
引く為に貸方から借方の方に書いてあるのは分かるのですが・・
そもそも、なぜ売掛金から引いてしまっているのでしょうか?

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Re: 貸借対照表での貸倒引当金 ( No.1 )
日時: 2005/05/20 14:16
名前: kaz 

貸倒引当金は、引当金の分類で「評価性引当金」という分類されるもので、上の問題の場合、売掛金の正味価値を評価しているものになります。つまり、売掛金が債権として10,000円あるが、全額は回収できないと見込めば、実際には10,000円の価値は無いと考え、貸倒引当金を3,000控除して表示することで売掛金債権の正味価値7,000円を表示しているということになります。
また、これは表示のみの話で、帳簿上の売掛金を減額してるわけではありません。繰越額は変わらず10,000円です。
Re: 貸借対照表での貸倒引当金 ( No.2 )
日時: 2005/05/21 13:19
名前: トンプク 

なるほど
ということは貸借対照表では正味価値を出す必要がああるということでしょうか。
Re: 貸借対照表での貸倒引当金 ( No.3 )
日時: 2005/05/21 14:37
名前: kaz 

そうですね。減価償却なども貸方に累計額を計上することで、固定資産の期末時の価値を示しています。これも資産を評価している関係になっています。資産側には多々このような表示がなされることになります。

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