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損益振替が怖い
日時: 2005/05/21 13:42
名前: ジャポニカ 

単発の質問ですみません。
私は「損益振替・資本金振替」がめっさ苦手なのですが
以下のような場合はなにがどうなっているのでしょうか。(収益勘定の振替・損益勘定の振替をした後の物)

売上 1500   損益 1500
損益 500    仕入 400
      支払利息 100
これを資本金に振り返ると
損益1000   資本金1000 となるらしいのですが
当期純利益が差し引きで1000出るところまでは分かりますが、
(   ) 損益1000 
この様なところまでしか脳みそが進行しません。
ここからどうして
損益1000 資本金1000になるんでしょうか?

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Re: 損益振替が怖い ( No.1 )
日時: 2005/05/21 13:44
名前: ジャポニカ 

>>。(収益勘定の振替・損益勘定の振替をした後の物)
損益勘定ではなく費用勘定の振替でした。
Re: 損益振替が怖い ( No.2 )
日時: 2005/05/21 14:37
名前: あんだんて 

損益1000/資本金1000という仕訳は、当期純利益を
資本金勘定に振替えるからです。

なぜこんなことをするのかと言えば、個人商店の場合、
利益は来期以降の元手になります。つまり、
営業するための資金源になります。元手が増える、
つまり、資本が増加すると言うということになります。


当期純損失が出た場合は、その逆の考え方をします。
Re: 損益振替が怖い ( No.3 )
日時: 2005/05/24 09:39
名前: 智裕 

損益計算書に出てくる「当期純利益」の項目が「資本金」の項目に変えれば上記のように、
「損益 ×××/資本金 ×××」の仕訳が成り立ちます。
Re: 損益振替が怖い ( No.4 )
日時: 2005/05/24 11:48
名前: 西村丈治 

 集計勘定としての損益勘定は、企業会計の目的である期間利益を算定するために用いられます。

 そこでは、収益に属する勘定科目(たとえば売上高、受取利息、受取家賃など)は、借方に同額を記入しまして当該勘定の金額を消去するとともに、損益勘定の貸方に記入します。

 同様に費用に属する勘定科目(たとえば売上原価=仕入、給料、減価償却費、賃借料、光熱水費など)は、貸方に同額を記入しまして当該勘定の金額を消去しますとともに、損益勘定の借方に記入します。

 企業は利益の追求を目的にします以上、通常、損益勘定は貸方が大きいですので、この差額を借方に記入し、貸方は資本金(未処分利益)として差額を記入します。

 つまり簿記の慣習上、行われています期間損益の計算方法と、そのために損益勘定が果たしています役割を、きちんと認識、理解しますと、損益振替は決して怖くありません。

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