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前払、前受の考え方分かりません
日時: 2005/06/07 09:56
名前: ぱんち 

会計期間 平成x2年1月1日−平成x2年12月31日

i)前払保険料36,000円は平成x2年4月1日に支払った1年分の保険料である。
(支払保険料)27,000 (前払保険料)27,000

ii)受取手数料は72,000円は10月1日に5ヶ月分を前受したものである。
(受取手数料)2,880 (前受手数料)2,880

このうような期中に前受けした、前払いしたという問題はどういう風に考えればいいか分かりません。

i)はとりあえず1ヶ月分3,000円を出して期中に支払った額は27,000円という考え方をして、

ii)も1ヶ月分14,400円を出して、前受したのだから、3ヶ月分の受取手数料「14,400円×3ヶ月分」と考えてしまいます。答えが合う時と合わない時があって、自分の中でも考え方が曖昧なんだと思います。

このような問題を解く時のパターンは決まっているのですか?何か解き方があれば教えて下さい。こういう問題は考え込んでしまって時間がかかります。しかも間違えてる・・・。
「毎年同額を7月1日に支払う」や「5月と11月に支払う」とか、そういった問題の考え方も全く分かりません。表を書いて考えるのですが、意味が分からなくなってしまいます。
どなたか伝授ください!!

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Re: 前払、前受の考え方分かりま ( No.1 )
日時: 2005/06/07 11:22
名前: 西村丈治 

(1) 平成×2年4月1日の仕訳
 前払保険料 36,000 現 金 36,000

 ×2年12月31日の仕訳(決算整理仕訳)
  支払保険料 27,000 
           前払保険料 27,000

 4月1日の前払保険料36,000は今後、1年間にわたって保険用役(損害保険用役)を受けることができる法律上の債権を表示しています。

 12月31日までに9ヵ月分の保険用役の提供を受けましたので、前払保険料という債権は消滅し、支払保険料という形で費用が発生しましたことを、決算整理仕訳で明示します。

(2)10月1日の仕訳
 現 金 72,000 受取手数料 72,000 

 12月31日の決算整理仕訳
 受取手数料 28,800 
           前受手数料 28,800

 10月1日から12月31日までに3ヵ月分のサービスを提供しましたので、43,200は受取手数料という形で収益は実現しています。

 残りの2ヵ月分は未だ、サービスを提供していませんので(次期に入ってから2ヵ月分のサービスを提供する法律上の債務を負っています)、当期の収益から差引きます(借方  収益の取消)。

 費用・収益の見越計上や費用・収益の繰延は、期間損益計算を行います以上、決算時に頻繁に発生しますが、上記のように基本をきちんと認識、理解しますと相対的に簡単に処理することができます。
 
Re: 前払、前受の考え方分かりません ( No.2 )
日時: 2005/06/07 11:55
名前: ぱんち 

まずは、i)4月1日時の仕訳、 ii)10月1日時の仕訳をきちんとして考えれば分かり易くなるのだと分かりました。

ii)の「受取手数料は72,000円は10月1日に5ヶ月分を前受したものである。」は、「前受した」とあるから
(現   金)72,000  (受取手数料)72,000 ではなく
(受取手数料)72,000 (前受手数料)72,000とは考えられないですか?
本当、理解できずにすみません。
Re: 前払、前受の考え方分かりません ( No.3 )
日時: 2005/06/07 19:23
名前: かつを 

10月1日に「前受けした」というのは「先に受け取った」と考えます。

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