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試算表の作成2
日時: 2005/09/06 09:42
名前: ティー 

はじめまして。私は簿記はまったくの初心者です。3日かけて考えたのですがどうしてもわからないので、どなたか教えてください。

(問題)次の残高試算表(A)は元帳諸勘定(B)にもとづいて作成したものであるが、これを訂正して、解答欄の残高試算表に正しい残高を記入しなさい。なお、現金勘定は現金実際有高と照合した結果誤りはなく、また諸勘定を間違えて記入したものはない。

とあるのですが、どうやって日付順に仕訳すればいいのか方法がわかりません。現金は正しいとされているので日付・数字の勘定科目を見つけてそのまま仕訳できるのですが、ほかの科目は間違っているかもしれないわけですよね?たとえば2日の元帳諸勘定を集めると、

2日 (貸方)当座預金7,500
   (借方)買掛金7,500
   (借方)仕入150,000
解説では突然
2日(仕入)150,000 (当座預金)75,000
  (買掛金)75,000
↓修正
  (仕入)150,000 (当座預金)75,000
           (買掛金)75,000
となっています。どうして仕入が借方と断言できるのかわかりません。たしかに75,000を足せば金額はピッタリ合いますが、仕入が貸方である可能性だってありますよね?そもそも金額自体が間違っている可能性があるわけで。どうやって仕訳すればよいのでしょうか?

どうか教えてください。

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Re: 試算表の作成2 ( No.1 )
日時: 2005/09/06 16:40
名前: BAR 

これだけの記述からではよくわからないこともあるので、回答も憶測になってしまうのですが・・・

まず、「仕入が貸方である可能性」もないことはないのですが、仕入勘定の1日の残高と商品勘定の合計が150,000円より少ない場合、上記可能性はないといえます。
理由は仕入が貸方で買掛金・当座預金が借方にくる場合は、「半分を現金等で支払い、残額を掛けにして仕入れた商品を品違い等の理由で仕入先に戻し、その場で掛け以外の部分を小切手で受取った。」ことになるのですが、戻す商品がなければこのようなことはありえないことになります。

この点はいかがでしょうか、確かめてください。

また、金額も違っている可能性もないことはないのですが、あるとすれば、現金に絡めた部分にあると思います。それでないと収拾がつかなくなってしまうからです。返信、お待ちしております。
Re: 試算表の作成2 ( No.2 )
日時: 2005/09/06 15:56
名前: あんだんて 

これは、ずいぶん前(確か第71回だったような)の過去問で
出題された形式の問題ですね。これは良問の一つです。

この問題を解くヒントは、「現金勘定は現金実際有高と、
当座預金勘定は銀行残高とそれぞれ照合した結果誤りはなく、
また諸勘定への転記は金額の誤記入・不明および貸方記入と
借方記入との間違いは予想されても、勘定科目を間違えて
記入したものはないものとする。」と言う文章から、
現金と当座預金の転記に関しては正しいと言うことが分かります。
つまり、その他の科目で転記ミスがあると考えられます。
具体的にいえば、総勘定元帳で、貸借逆記入・0の過不足・数字の転記ミスにより、
試算表の貸借金額が合わなくなるのです。

2日の元丁転記状況を見ると、貸借が一致していませんよね?
本来であれば、毎日貸借合計が一致しなくてはおかしいのですが、
当座預金の転記が合っていることから、(借方)買掛金 75,000を
貸方に転記しなくてはいけないことが分かります。よって、
2日の元帳転記はこのようになるわけです。

(借方)仕入 150,000
(貸方)当座預金 75,000・買掛金 75,000
Re: 試算表の作成2 ( No.3 )
日時: 2005/09/09 04:28
名前: ティー 

BARさま、あんだんてさま、ありがとうございます!!
早速といたところ、できました!!!
ずっと悩んでいたので胸のつかえがとれた感じです。
どうもありがとうございました。

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