このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
当期純損失について
日時: 2005/09/07 07:48
名前: すみれ 

教えてください。
貸借対照表での当期純損失の記載方法は、私の持っているテキストには「貸借対照表に記載された当期純利益(または当期純損失)は、純資産(資本)の増加部分(または減少部分)ですから、資本の項目として右側に記載されます。(当期純損失の場合は左側になります。)
とあるのですが・・・。
以前似たような質問をされた
http://www.mezase-bokizeirishi.jp/cgi/situmon3/read.cgi?mode=past&no=658
があったのですが、よく理解できずにいます。
当期純損失が出た場合は貸借対照表の左or右に記載するのがいいのでしょうか?

Page: 1 |

Re: 当期純損失について ( No.1 )
日時: 2005/09/07 09:18
名前: 智裕 

はじめまして、すみれさん。当期純損失が出た場合は精算表のときは「左側」に書きます。これは8桁精算表の損益計算書の「当期純損失」の項目で左に出るのでそのまま貸借対照表に左に書きます。直接損益計算書を作成した中で当期純損失が発生した場合は貸借対照表の資本の部のマイナス項目として計上されます。精算表が出た場合は「左」に書き、貸借対照表を作成するときは資本の部のマイナスとして資本の部に計上します。
Re: 当期純損失について ( No.2 )
日時: 2005/09/07 09:31
名前: BAR 

当期純損失は資本の部(純資産)が当期の営業活動の結果、損失が生じ、減少してしまったことであり、正残(正の数の残高)は借方(左側)にあることになります。
ですので、会社の内部資料や簿記学習上の残高試算表には借方にある場合があります。これは未処理損失の場合も同じです。
しかし、外部公表用の貸借対照表には、資本の部に控除項目として貸方(右側)に書きます。
なお、当期純利益や当期純損失は貸借対照表の付記項目ではなくなったとありますが、貸借対照表のみの場合、つまり損益計算書をつけない場合はいまだに付記項目になっています(商法施行規則第109条・第110条)。
Re: 当期純損失について ( No.3 )
日時: 2005/09/07 09:36
名前: あんだんて 

第86回から第110回までの過去問を分析してみますと、
F/S(財務諸表)作成問題で、当期純利益が発生する問題の場合、
資本金に加えるのではなく、当期純利益と別建てして表示しています。
つまり、当期純損失が出た場合は、借方に記載する方法で
出題されると考えられます。最近、第3問では試算表作成問題が
立て続けに出題されていますので、財務諸表作成問題も
厳かにしないようにしておきましょう。
(第105回では、第5問に出題されていますが、当期純利益は別建てでした)

智裕さんが仰るように、本来であれば、貸借対照表の資本の部の
マイナス項目として計上されますが、貸借対照表表示上は
3級ではそこまでは深入りしません。
ただし、当期純損益を資本金に振替えする仕訳は、過去に何度か
出題されていますので、その仕訳方法・どうしてそういう処理を
するのかについては理解しておくようにしておいてください。
Re: 当期純損失について ( No.4 )
日時: 2005/09/07 19:46
名前: すみれ 

早速の返事頂いたこと、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
簿記3級の勉強はじめたばかりですが、この先頑張りたいと思います。これからいろいろとわからないことが出て来て質問させていただくことがあるかと思いますがどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、ありがとうございます。

Page: 1 |