Re: 朱記記入について ( No.1 ) |
- 日時: 2005/09/24 23:16
- 名前: 翠紫
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- 参照: http://suishi.s35.xrea.com/
- 当期純利益は収益の仲間なのに「逆である借方に書くから」です。
伝票での「値引」や「返品」などと同じく赤記はマイナスを表しますが、 借方に赤記して利益を書くことにより、マイナス借方、 つまり、貸方の金額であると認識させているのです。
なお、貸借対照表欄は本来の貸方に記入されているため黒で記入することになります。
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Re: 朱記記入について ( No.2 ) |
- 日時: 2005/09/25 22:18
- 名前: 悩み
- うーーーと意味がよくわかりません
説明が、おかしいのではなく、自分が理解できないだけです。
当期純利益は収益の仲間なんですか?
認識?うーーーん難しい
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Re: 朱記記入について ( No.3 ) |
- 日時: 2005/09/26 01:54
- 名前: 悩み
- 当期純損失も精算表の欄に朱記記入しますよね
当期純損失も収益の仲間なんですか?
アドバイスで 借方に赤記して利益を書くことにより、マイナス借方、 つまり、貸方の金額であると認識させているのです。
(なお、貸借対照表欄は本来の貸方に記入されているため黒で記入することになります)
がうーーんわかりません、、、すいませんが
誰か教えていただけませんでしょうか?
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Re: 朱記記入について ( No.4 ) |
- 日時: 2005/09/26 12:59
- 名前: 翠紫
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- 参照: http://suishi.s35.xrea.com/
- 厳密に言えば当期純利益は収益ではないのですが、
損益計算書に書く「収益」と「費用」の中では 「収益」の方に近い性質を持っている、と考えるといいかと思います。 (厳密にはややこしいので1級まで進めば勉強すると思います)
そこで、損益計算書では普通、収益は貸方に書きますよね。 でも、当期純利益は借方に書きます。 噛み砕いて言えば、「貸方に書くべき項目なのに借方に書いてますよ、ということを示すため」に赤で書いているんです。
あと、当期純損失についてですが、 これは利益がマイナスになったときの勘定科目ですよね。 なので、普通は貸方の反対側(マイナスなので)である借方に書くんです。 でも借方に書くべき項目なのに貸方に書いてますよ、ということを示すために赤で書くことになっています。
※ 他の閲覧者の方へ 当期純利益は収益という最初の教わり方を踏襲したため、このような解説になりました。 もっと適切な解説の表現があれば遠慮なくお願いしたいです。
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Re: 朱記記入について ( No.5 ) |
- 日時: 2005/09/26 20:40
- 名前: 簿記論講師
- 参照: http://bokiron.livedoor.biz/
- 「借方と貸方の差額」というのは、どうでしょうか?
そもそも利益(損失)は、収益と費用の差額ですから、単純にこの方が説明がしやすいかもしれません。
簿記の手続上、単純に移したり(転記等)、合計したりするときには、黒字で書きます。 貸借差額を出すときは、赤字で書きます。 そして、一般的には、通常、生ずる側と逆側に差額がでることになると思います(この説明は、勘定の次期繰越の赤字が説明しやすいですね)。
貸借対照表欄の純利益(損失)は、黒字です。 簿記の手続きを考えると、この数字は、貸借対照表欄の差額としてではなく、損益計算書欄の純利益(損失)をただ移したものと考えるとよろしいのではないかと思います。
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Re: 朱記記入について ( No.6 ) |
- 日時: 2005/09/26 22:48
- 名前: 悩み
- え、、、と結論がよく見えてこないのですが、、
なんかいろんな説があるのですか?
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Re: 朱記記入について ( No.7 ) |
- 日時: 2005/09/26 23:34
- 名前: 簿記論講師
- 参照: http://bokiron.livedoor.biz/
- ありゃりゃ。完璧かと思ったんですが。
結論的には、貸借差額というのが正確だろうと思います。
ただ、これだと精算表の通常の欄の記入の説明はうまくできません(長ったらしくなる)。 ので、翠紫さんのおっしゃるような説明を私もすることがあります。
赤字か、黒字かというのは、その先につながるとっても大事なことという訳でもないように思います。 ので、区別がつくための「とっかかりのようなもの」があれば十分ということで、ややニュアンスの異なる説明がなされるということかもしれません。
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Re: 朱記記入について ( No.8 ) |
- 日時: 2005/09/27 17:15
- 名前: ふみか
- 私の叔父さんは「朱書きにはあまり意味は無い、目立つように朱書きしているんだろう」と言っています
叔父さんは、昔は駅で切符切りをやっていましたが、自動改札機ができてからリストラになって 今は守衛をやっていますが、とても信頼できる叔父さんです
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Re: 朱記記入について ( No.9 ) |
- 日時: 2005/09/27 18:49
- 名前: こんがり
- 朱記の理由に絶対的な正解は存在しない。
敢えて挙げるなら「慣習」だから。 皆が昔からやっているから。
色を変えるということは強調して目立たせるということ。 その理由なんて作ろうと思えばいくらでも作れる。 だから「反対側」や「差額」も理由になる。 これらはいかにも学者が後から考えたニオイが強いが。
当期純利益については「一番大切なもの」だから。 こんなのも立派に理由になる。 値引きや返品は「逆」だけではなく、 「間違いを防ぐ」方が理由としてはもっともらしく感じる。 間違い防止の効果はかなり高いと思われる。
簿記にはたくさんルールがあるが、 朱記については絶対に守らなければならないものではない。 なぜなら朱記せずに黒で書いても何の不都合も生じないから。 しかし資産を左側に書くのは絶対に守らなければならない。 資産を右側に書いたら大混乱で他者に通じないから。
慣習を学ぶことは大切なことではあるが、 朱記の理由については気にしすぎる必要はない。 また学問として真剣に議論するようなものでもない。
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