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再振替仕訳
日時: 2005/11/18 11:34
名前: シーレ 

清算表の修正仕訳にでてくる再振替仕訳の意味とどういうときにそれが使われるかがわかりません。誰か教えてください。

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Re: 再振替仕訳 ( No.1 )
日時: 2005/11/18 22:17
名前: 翠紫  < >
参照: http://suishi.s35.xrea.com/

たとえば月100円の保険料の9か月前払いが生じたとき、その期(1期とします)末に
 (借)前払保険料 900 (貸)支払保険料 900
と仕訳を行い、当期分の保険料を正しく計算します。

ここで、2期首に行う
 (借)支払保険料 900 (貸)前払保険料 900
という1期末の逆仕訳を「再振替仕訳」といいます。
この結果、この時点で2期の支払保険料が900計上されていることになり、
これは「保険料900円は既に支払ってますよ」ということを表すことができます。

そして当期に再度1年間1200円を支払い、
 (借)支払保険料 1,200 (貸)現金預金 1,200
決算時に9か月前払いを計上し、
 (借)前払保険料 900 (貸)支払保険料 900
と流れていくことにより、2期の保険料も正しく1,200円と計算することができます。

まとめると、再振替仕訳とは、
前期に損益計算を正しく行うために切った経過勘定仕訳を振り戻し、
当期の損益計算を正しく行うための仕訳といえます。

精算表に出てくる再振替仕訳は、
本来当期首に行うはずだった再振替仕訳が未処理だったので、その修正になります。

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