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直接法と間接法について
日時: 2005/11/18 14:16
名前: ぴよ 
参照: http://www.mezase-bokizeirishi.jp/cgi/situmon3/patio.cgi?mode=form

「取得原価¥1,000,000(耐用年数10年、残存価格は取得原価の10%、期首減価償却累計額は¥180,000)の備品を6/30に¥700,000現金で売却した。」
これを直接方で仕分けすると、借方:現金700,000 固定資産売却損30,000、貸方:備品1,000,000となるそうなのですが、この固定資産売却損30,000はどうやって出すのか教えてください。
尚、間接法だと固定資産売却損は75,000円になります。
直説法と間接法についていまいち理解できません。

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Re: 直接法と間接法について ( No.1 )
日時: 2005/11/18 15:03
名前: 智裕 

直接法でも間接法でも表示方法は異なりますが、売却損や減価償却費などの数値や計算方法といった内容面は同じです。この問題から類推しますと、決算日は12月31日となるのでしょうか?もしそうだと仮定した場合は、仕訳として、
(直接法)
減価償却費 45,000/備品 45,000 
現金   700,000/備品 775,000
備品売却損 75,000/
・備品帳簿価額:1,000,000−期首累計額180,000=820,000円
・減価償却費:1,000,000×0.9÷10年×6ヶ月÷12ヶ月=45,000円

(間接法)
現金       700,000/備品 1,000,000
減価償却累計額  180,000/
減価償却費    45,000/
備品売却損    75,000/
 
Re: 直接法と間接法について ( No.2 )
日時: 2005/11/18 19:02
名前: くろこ 

質問文から分からないので期首に取得していると仮定して、期末の減価償却の仕訳は

間接法の場合

 減価償却費 90,000/ 減価償却累計額90,000

と備品勘定は取得価格のままで、償却済み分は減価償却累計額で表します。
B/Sを見るとき、備品から累計額を控除することで価値を表します。


直接法の場合

 減価償却費 90,000/ 備品 90,000

と備品そのものを減らす仕訳をします。
B/Sには備品しか載りませんし、累計額という仕訳自体ありません。B/Sを見ただけでは取得価格も分かりません。

直説法なのにこの問題に減価償却累計額は…と書いているのは、期首の時点で取得後丸二年が経過しているということを読み取らせるために書いているだけです。

今期は三年目で6/30が期末だとすると、今期使用した分も減価償却するので、上記の仕訳をします。
そして、売却の仕訳をします。

間接法の場合

現金  700,000 / 備品1,000,000
減価償却累計額 270,000 /
固定資産売却損 30,000 /

直接法の場合

現金      700,000 / 備品 730,000
固定資産売却損 30,000 /

になります。

智裕さんがおっしゃっているように、表示の方法は違いますが、償却費や評価額には違いはありませんので、売却損益の額は直接法でも間接法でも同じです。
Re: 直接法と間接法について ( No.3 )
日時: 2005/11/21 09:43
名前: ぴよ  < >

智裕さん、くろこさんありがとうございます。

この問題は直接法と間接法で求めよというもので、実は問題集の回答は直説法はくろこさんの明記どおり、間接法は智裕さんの明記どおりでした。

(直説法)
現金      700,000 / 備品 730,000
固定資産売却損 30,000 /

(間接法)
現金       700,000/備品 1,000,000
減価償却累計額  180,000/
減価償却費    45,000/
備品売却損    75,000/

間接法は理解できたのですが、直説法の固定資産売却損30,000円の算出に未だ少し理解に悩んでいます。・・・
Re: 直接法と間接法について ( No.4 )
日時: 2005/11/21 12:10
名前: あんだんて 

取得日と決算日を教えていただけますか?
Re: 直接法と間接法について ( No.5 )
日時: 2005/11/21 22:17
名前: あらら・・ 

ぴよさんへ(No3の回答ついて)

問題集の解答が記載されていますが・・・

当該備品の取得から売却までの保有年数が「直接法」と「間接法」の解答で異なっていることにお気づきですか?

1年当たりの減価償却費は(直接法・間接法を問わず)90,000円ということはおわかりかと思います。

従ってNo3に記載された解答例から推測すると・・

 直接法 → (1,000,000−730,000)÷90,000=3年保有
         ↑(取得価格−売却時の残存価格)
 間接法 → (180,000+45,000)÷90,000=2.5年保有
         ↑(前期までの減価償却累計額+当期減価償却費)

 つまり「保有年数」が違う備品についていくら計算してみても、同じ解答(固定資産売却損)になるはずがありません。

No1で智裕さんがご指摘のとおり、本来は直接法と間接法の違いによって売却損が変わることはあり得ません。
今回はあまり悩まずに、『問題集の解答例が間違っている!!』と割り切ったほうがいいのではないでしょうか?

Re: 直接法と間接法について ( No.6 )
日時: 2005/11/22 09:13
名前: ぴよ  < >

ありがとうございます。そのとおりですね。問題を何回読み返しても、最初に明記した問題文のとおり書かれていたので(取得日や決算日は書かれていませんでした)問題が変だったようです。
Re: 直接法と間接法について ( No.7 )
日時: 2005/11/22 10:24
名前: あんだんて 

何文字か伏せた状態でいいですので、その書籍名を
教えていただけますか?
(確認したいと思います)

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