iPadでいつでも勉強してみよう

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これがiPadの威力だ!

これがモバイル時代の最新学習法

今の時代はモバイル時代に突入したと言われています。iPhoneに代表されるようにスマートフォンが大流行し、通勤電車の中ではほとんどの人がこれらスマートフォン又は携帯電話・ゲーム機などのデジタル機器を触っている姿が当たり前になりました。そこで勉強方法もモバイル時代に合った方法があるのではないか。特に仕事をしている社会人が、難関な資格を合格するためにはすき間学習をいかに効率的に行えるかが合否の分かれ目になると言われます。そこで日本で2010年に初めて発売されたアップル社のiPad(あいぱっど)を取り上げ、すき間時間を効率よく勉強する方法を紹介してみたいと思います。なぜiPhoneでなくiPadなのかというと、この9.7インチの画面は電子書籍を見るのに最も適していると思うからです。

テキスト丸ごとiPadに保存する

まず、私がモバイル機器に目を付けたのは、もっと効率よく勉強出来ればいいなぁと思ったからです。私が勉強している税理士試験は受験された方ならご存じかもしれませんが、1年間で非常に多くの教材を消化します。特に試験直前期になるとテキストの山で目的のテキストを探すのも一苦労。仕事もしている関係で、ただでさえ少ない時間がもったいないと思ったからです。そこでまずは整理整頓から始めようと思いました。しかし、やっぱり限界があります。専門学校から送られてくるテキストの山に答練の数々・・・こりゃ、無理だ。そんな中であるキッカケがヒントになって一気にモバイル勉強法の土台を作る事に成功したのです。たまたま知ったのですが、マンガをスキャンして画像としてパソコンに取り込んで専用のビューアソフトで見る事が流行していたのを知ったのです。もう、これだ!と思いました。紙のテキストをデジタルに変換してパソコンで見ればいいんだ。そうすれば整理整頓も出来るし、データならUSBメモリに入れておけばパソコンのある環境ならどこでも勉強出来る。これが今の原点だったのです。

百聞は一見にしかず。まずは下記の画面を見て下さい。これは税理士試験の消費税法を勉強した1年分のテキストと問題集です。これだけで12冊!消費税法はボリュームが少ない科目と言われていますが、それでもこれだけあるのです。ご覧のようにテキストを電子化してしまえば机の上はすっきり、データなので持ち運びも楽ちんです。

PCにテキスト電子化

テキストをスキャナーで取り込んでPDFファイルにするとパソコンさえあればPDFリーダーで読む事が出来ます。

PDFテキスト

パソコンモニタも1920×1200の解像度が可能なモニタですとA4サイズの見開きで全画面表示可能です。現在の24インチモニタはHDサイズ(1920×1080)が主流ですから探すのは大変ですが、パソコンでテキスト見る場合は1920×1200の解像度をお勧めしますよ。

PDFテキスト見開き

さて、パソコンでどこでも見ることが出来るのは大変便利ですが、やはり電車の中やほんの少しの手待ち時間にテキストを見られればもっと便利ですよね。そこで登場するのがiPadです。PDFなんだからノートブックでもいいじゃないかと突っ込みが入りそうですが、ノートブックはやっぱりパソコンです。起動が遅いし、全画面表示出来るような画面を備えていませんのでどうしても機能面で見劣りします。全画面表示でページめくりが出来るのは実際使ってみてとても重要な点だと感じました。それではiPadで取り込んでみましょう。

iPadに取り込み

上の画像は実際にPDFファイルをiPadに取り込んだものです。PDFを読むアプリも充実しているのですが、このアプリは「i文庫HD」と呼ばれるものです。操作性だけでなくGUIも美しく本当に本を読んでいる気分にさせてくれます。

i文庫HDでページめくり

どうですか?結構見開きでも十分読めると思いませんか?実際に画像をクリックして確かめてみてください。実寸サイズで開きます。内容をぼかしているので分かりにくいかもしれませんが、実際は大画面なので十分読めます。それでも目が悪くて読みにくい場合は縦画面にすれば1ページ単位で表示されるのでもっとよく読めます。ちなみにiPadtouchとiPadをどれくらい大きさが違うのか比較して見ましょう。

i文庫HDでページめくり

全然大きさが違うのが理解出来たでしょうか。2年前からブログでも紹介しましたが、当初はipodtouchで行う方法でした。しかし、iPadが発売されてからは電子書籍を読むのに非常に適したモバイル機器だと確信しました。つまりテキストを使ったすき間学習に大きく貢献すると確信したのでした。案の定、いつでもどこでも勉強が手軽に出来るので合格への大きな手助けになると思います。

iPadで勉強する場合の欠点

ここまで読んで心がときめいた方は早速テキストを取り込みたいと思う事でしょう。しかし、この勉強方法には大きなデメリットがあります。それは、お金が掛かるということです。iPad本体だけでもかなりの投資をしなければなりません。それに加えてテキストを読み込むドキュメントスキャナーが必須になります。取り込んだファイルの編集は当然パソコンで行いますからパソコンも必要になります。この方法を試そうと思えば相当の投資を覚悟しなければなりません。元々この方法は税理士試験のような合格まで何年も掛かる長丁場の試験にはそれだけの投資に見合うものがあると思ったからです。私は時間が買えるものならお金を出しても買いたいと思ったので、惜しみなく投資したのです。なので時間のある方にはあまりお勧めは出来ません。なぜならゆっくり机に座って勉強する時間が確保出来ないがゆえに、それでも何とかして勉強したい人にお勧め出来るものなのです。

それでもiPadで勉強をしてみたい方へ

確かにお金は掛かる事は間違いありません。でも、本当に大変なのは実際に使えるようになるまで試行錯誤した時間がかなり要したことです。でもこれを読んだ皆様はそんな心配は必要ありません。ノウハウは私が全て公開します。皆様はただ真似をすればいいだけなのです。これからは電子書籍の時代が間違いなくやってくると思います。書類は全てペーパレス・・・本当にそんな時代が近づいているかもしれません。それならば一歩先んじて足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?テキストを取り込むだけでなく電子化は色々な応用が利きます。捨てられないマンガや雑誌、その他重要書類やレシートやメモなど何でもスキャナーで取り込めば整理も簡単ですし、何と言っても場所を取りません。実際に試そうとは思わないけど、興味が少しでもあるなら次の章に進んで下さい。きっといつか役に立つ日が来るでしょう。

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