iPadでいつでも勉強してみよう

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まずは道具を揃えよう

テキストを電子化するために必要なもの

今では紙の本だけでなく電子化された雑誌や書籍を購入してiPadなどで読む事が出来ます。しかし、この記事を執筆している現時点(2011年)では専門学校のテキストは電子化されていません。そこで自力でテキストを電子化にする必要があります。そのために色々な道具が必要になるのですが、最低限必要なものを紹介したいと思います。

ドキュメントスキャナー

まずはドキュメントスキャナーです。紙を電子ファイルに変換する機器です。毎分20枚前後で読み込みますので高速です。私はキャノンのDR-2510Cを使っていますが、PFUのScanSnapシリーズは現在とても人気があります。機能面とコストパフォーマンスでこの2つから選択されると良いでしょう。どちらも価格は4万円前後で出回っていますが、PDF作成ソフトのアドビのAcrobat Standard 日本語版が付属されるので非常にお得感があります。Acrobatだけでも普通に買えば36,000円位します。

Canon DR-2510C PFU ScanSnap S1500 FI-S1500

カッターナイフとカッティングシート

次にテキストをさばくカッターナイフとカッティングマットです。マットは代用できるものがあれば代用しても良いですが、マットがあると気を遣わなくていいので便利です。どちらも文房具ショップに行けば簡単に手に入ると思います。カッティングマットは1,000円程度で売られています。

カッターナイフとカッティングシート

次にディスクカッターを用意します。これはのり付けされた背表紙を切るのに必要です。カッターナイフで切るより綺麗にかつ素早く切れます。電話帳の背表紙を一撃で切り飛ばすような物凄いものも存在しますが、コストパフォーマンスを考えればカール事務機のDC-210N又はDC-220で十分事足ります。市場価格は13,000円前後します。

カール事務機 DC-220

iPad本体

そして最後に当然iPadが必要になります。もちろんiPhoneやiPodtouchでも代用は可能ですが、画面が小さい分かなり使い勝手は悪くなります。テキストの容量は1冊につき30~50MB前後なので最小の16GBモデルでも十分収まります。今購入を検討されている方は、まもなく第2世代のiPadが発売される噂もありますので待ってみてもよいかと思います。最小の16GBですと、Apple Storeで購入すると48,800円になります。

Apple iPad

PDF作成ソフト

取り込んだファイルを編集するためにPDF作成ソフトが必要になります。ドキュメントスキャナーを購入された方はソフトが添付していますから購入は不要ですが、なければ必ず用意して下さい。またこの記事ではAdobe社のAcrobat Standardを使用して解説しますが、代用のPDF作成ソフトでも支障はないと思います。

Adobe Acrobat Standard 次へ進む