■ 第2回仕訳問題の解答 ■

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借方金額(単位:円)貸方金額(単位:円)
1.現金10,000受取配当金10,000
2.仕入100,000当座預金100,000
3.現金200,000売上200,000
4.当座預金47,000受取手形50,000
  手形売却損3,000
5.売買目的有価証券153,000現金153,000
6.当座預金60,000売買目的有価証券51,000
有価証券売却益9,000
7.売上90,000現金90,000
8.貸倒損失20,000売掛金20,000


■ 問題の解説 ■

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1. 簿記上、株式配当金領収書は現金として取り扱います。

2・3. 当社が振り出した小切手は当座預金の減少となり、相手先が振り出した小切手を受け取った時は現金の増加として取り扱います。

4. 平成13年3月期決算より「金融商品に係る会計基準」が適用され、割引手形の認識が変わりました。前払費用的な性格を有していた支払割引料勘定は使用できなくなり、「手形売却損」という勘定を使用することになりました。また割引手形は割引時に受取手形の消滅処理を行います。つまり、手形の割引行為は債権の譲渡であると考えられています。決算時における割引料の按分計算も行われません。

5. 付随費用は有価証券に含める為、一株当たりの単価は次にように計算します。

    (150,000+3,000)÷30株=5,100円

6. 有価証券の原価は、5,100円×10株=51,000円となります。

7. 1月10日は次のような仕訳を行っていたと推測されます。

    (現金)  100,000  (売上) 100,000
 帳尻を合わせるために修正仕訳を行います。

    (売上)   90,000  (現金)  90,000
 結局次のような仕訳を行った事と同じになります。

   (現金)   10,000  (売上)  10,000




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