■ 簡単な仕訳問題 ■

問.次のそれぞれに掲げる仕訳を示しなさい。(単位:円)
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■ 仕訳問題 第1回 ■
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 問1. 当店は、4月10日に売掛金の回収として現金300,000円を受け取った。
 問2. 当店は、そのうち現金200,000円を当座預金に預けた。
 問3. 当店は、5月15日に50,000円でA商品(@5,000円)を10個を仕入れた。(但し、商品勘定を用いた分記法で解答すること。)
 問4. 当店は、仕入れたA商品を8月28日に1個10,000円で大阪商店に全部(10個)売上げ、その対価として100,000円の大阪商店振り出しの約束手形を受け取った。(但し、商品勘定を用いた分記法で解答すること。)
 問5. 上記の手形の支払期限(9月27日)が到来し、無事取り立てた旨銀行から連絡が入った。
 問6. 当店は、10月23日に手持ち現金で岡山株式会社銘柄の株式(@500円)を100株短期保有目的で購入した。なお、購入付随費用500円と一緒に支払った。
 問7. 当店は、12月1日に車両運搬具一台を100,000円で購入した。但し、料金は支払っていない。
 問8. 当月の水道光熱費3,000円が1月20日に当座預金から引き落とされた。
 問9. 当店は、3月1日に一年分の火災保険料5,000円を現金で支払った。
 問10. 当店の確定申告が確定(50,000円)し、既に支払った20,000円を控除した30,000円を現金で支払った。

■ 仕訳問題 第2回 ■
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 問1. 当社は、株式配当金領収書10,000円を受け取った。(源泉税については無視するものとする。)
 問2. 当社は、4月20日に100,000円でA商品(@5,000円)を20個仕入れた。代金は当社振り出しの小切手で支払った。(但し、三分法で解答する事。) 
 問3. 当社は、5月10日にA商品20個を単価10,000円で京都商会に売上げた。代金200,000円は相手先振り出しの小切手で受け取った。
 問4. 当社は9月12日に商品を販売した際に受け取った相手先振り出しの約束手形50,000円を9月15日に銀行で割引き、手数料3,000円を控除した47,000円を当座預金とした。
 問5. 当社は10月30日に転売目的で富山産業の株式30株(@5,000円)を購入し、付随費用の3,000円とあわせて現金で支払った。
 問6. 当社は12月8日に富山産業の株式10株を単価6,000円で売却し、全額当座預金とした。なお、富山産業株式に関する取引は10月30日の購入が初めてで今日まで同銘柄の売買は行っていない。
 問7. 当社は1月10日の商品現金売上10,000円を誤って100,000円で仕訳を行っていたのを今日(1月11日)気が付いたので修正する。
 問8. 当社は3月4日、前期に売上げた売掛金20,000円が貸し倒れた。なお、貸倒れ引当金の設定は行っていない。

■ 仕訳問題 第3回 ■
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 問1. 本日(4/1)期首において、前期末に計上した未払販売費300円の再振替仕訳を行う。
 問2. 当社は5月20日に、(株)神奈川カンパニーに対して100,000円を現金で貸し付けた。
 問3. 当社は6月2日に250,000円でB商品(@500円)を鳥取商会より500個仕入れた。なお代金は得意先である愛知株式会社の引受けを得て為替手形を振り出している。(但し、三分法にて解答する事。)
 問4. 当社は7月1日に額面@100円につき@95円、利率年3%で1,000口の社債券を発行し払込金額は当座預金とした。なお発行費用600円は現金で支払った。
 問5. 当社は8月8日にB商品を単価1,000円で200個を宮城商店に売上げ、同商店振り出しの小切手150,000円と当社振出の小切手20,000円を受け取り残額は掛とした。
 問6. 当社は9月1日に増資を行い額面株式100株(1株当たりの額面金額50,000円)を1株当たり80,000円で発行し、全額払込みを受けて当座預金とした。
 問7. 当社は10月25日に販売費3,000円を現金で支払った。
 問8. 当社は12月31日に半年分の社債利息1,500円が当座預金から支払われた。

■ 仕訳問題 第4回 ■
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 次に掲げる決算整理仕訳を行いなさい。(会計期間 4月1日〜3月31日)
 問1. 当社は商品売買の処理を三分法の原価基準で行っており、決算に際し仕入勘定で売上原価を算定する。決算整理前残高試算表の繰越商品勘定の金額は100,000円、期末帳簿棚卸高は150,000円(適正額)である。なお減耗は一切生じていない。
 問2. 当社が保有する、3年前に取得した建物について減価償却費を計上する。なお取得価額は1,000,000円、耐用年数50年、残存価額1割の定額法で計算するものとし、減価償却累計額勘定を使用した間接法により解答する事。
 問3. 期中に出張社員に手渡し、仮払金として計上した50,000円の内訳が判明したので適正な処理を行う。内訳は旅費交通費が40,000円、得意先役員への手土産代(交際費勘定を使用する事)が10,000円であった。
 問4. 決算整理前残高試算表に記載されている短期所有目的有価証券(A株式1,000株・単価500円)の時価が下落したので適正な処理を行う。決算日におけるA株式の時価は1株当たり450円であった。なお、A株式は子会社株式ではない。
 問5. 当期の3月1日に取得した商標権3,600円について、適正に償却を行う。なお、法定耐用年数は10年である。
 問6. 期末売掛債権残高800,000円の2%を、貸倒引当金として設定する。なお洗替法により処理するものとし、決算整理前残高試算表の貸倒引当金勘定残高は10,000円である。
 問7. 当期の12月1日に前払いで支払った1年分の保険料12,000円を適正に期間按分させるために繰延べ処理を行うものとする。
 問8. 決算において当期の法人税額50,000円が確定した。なお中間申告は行っていない。

■ 仕訳問題 第5回 ■
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 問1. 当社は本日期限の到来した社債の利札5,000円を有している。
 問2. 当社は4月30日に有限会社サッポロと商品販売契約を結び、手付金として現金50,000円を受け取った。
 問3. 当社は6月15日にA商品(@500円)を福島物産より300個仕入れた。なお全て掛けとして処理している。(三分法にて解答する事。)
 問4. 当社は6月22日に上記のA商品のうち200個を、有限会社サッポロに単価800円で売上げた。代金は、手付金を除いた残額を掛けとしている。
 問5. 当社は7月20日に上記買掛金の支払として、得意先群馬商事株式会社の引受けを得て100,000円の為替手形を振り出し、残額は当社振り出しの約束手形を手渡した。
 問6. 当社は7月25日に有限会社サッポロの掛け代金が当社の当座預金に振り込まれた旨、銀行から連絡があった。
 問7. 当社は10月20日に従業員の給料30,000円(源泉税等3,000円)のうち、差引手取額27,000円を本日従業員に当座預金から支払った。
 問8. 当社は1月18日に収入印紙4,000円分を現金で購入した。
 問9. 当社は2月2日に郵便切手500円分を現金で購入した。

■ 仕訳問題 第6回 ■
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 問1. 当社は4月11日、山梨カンパニーから商品を200,000円で仕入れ、代金は掛けとした。(但し、三分法で解答する事。)
 問2. 当社は4月30日に、上記の仕入れた商品全部を岐阜商会に300,000円で販売し、対価として岐阜商会振り出しの小切手で受け取った。
 問3. 当社は5月1日、山梨カンパニーの掛け代金を当社振り出しの小切手で支払った。但し、早期決済につき500円の割引を受けた。
 問4. 当社は5月18日に、500,000円の備品を購入し、4月30日に受け取った岐阜商会振り出しの小切手で支払い、残額は掛けとした。なお、備品購入の際に付随費用として3,000円を現金で支払っている。
 問5. 当社は6月30日、第1期分の固定資産税100,000円を現金で納付した。
 問6. 当社は9月1日に100株の増資を行い、1株当たり6万円の払い込みを受け全額当座預金とした。また、商法で認められる最低限度額を資本組入額とし、残額は資本準備金とした。
 問7. 当社は11月22日、茨城株式会社から商品を500,000円で購入し、小切手を振り出して支払った。但し、その時点での当座預金残高は300,000円であり、限度額300,000円で当座借越契約を結んでいる。二勘定制で解答しなさい。
 問8. 当社は、12月31日に取引先の福岡商店に対して現金300,000円(利率年5%、利払日3月・9月末)を貸し付けた。
 問9. 当社は2月2日、所有の土地の造成を行い500,000円を当社振出の約束手形で支払った。この造成は資本的支出に該当する。
 問10. 当社は当期に販売した商品の掛け代金のうち、4,000円が貸し倒れた。なお、貸倒引当金勘定の残高が10,000円ある。

■ 仕訳問題 第7回 ■
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 問1. 当社は前期末に貸付金の前受利息3,000円を決算にて正常に処理しており、本日(4月1日)期首にて再振替仕訳を行う。
 問2. また、当社は4月1日に社債を1,000,000円(年利率3%、利払日3・9月末日、償還期間5年、発行口数10,000口、発行価格@98円)で発行し全額当座預金にて払い込みを受けた。なお社債に関する発行費用3,000円は現金で支払った。
 問3. 当社は6月3日、仕入先の愛媛株式会社から1個1,000円で200,000円分の商品を仕入れた。この仕入に関する付随費用は1個当たり10円掛かり、付随費用は現金で払い込み、商品部分については掛けとした。(但し、三分法で解答する事。)
 問4. 当社は6月30日、上記問3の愛媛株式会社の買掛金を全額当座預金から支払った。
 問5. 当社は7月7日、上記3の商品を広島コーポレーションに単価1,500円で100個販売し、代金は広島コーポレーション振り出しの約束手形で受け取った。
 問6. 当社は9月30日、社債の利払日が到来し、当座預金から支払った。なお、当社の社債に関する取引は問2のみであり、他に発行及び買入れ等の事実は一切無かった。
 問7. 当社は10月23日、九州物流株式会社から商品を単価1,500円で100個購入し、代金は広島コーポレーション振り出しの約束手形を裏書譲渡した。但し、対照勘定法で解答するものとし、偶発債務の時価評価については考慮する必要は無い。
 問8. 当社は12月20日、従業員の給料500,000円(うち源泉税等70,000円)を当座預金から支給した。
 問9. 当社は2月3日、根室商会から商品200,000円を購入し、うち半額は根室商会が荷為替を取り組み(割引料1,000円を差し引かれている)、残りは掛けとした。荷為替分については当社は引き受けをして船荷証券を受け取っている。なお仕入商品は未だ到着していない。未着商品については分記法による勘定科目で処理するものとし、商品到着時に仕入勘定に振替えるものとします。当社の仕訳を解答しなさい。
 問10. 当社は2月5日、上記問9の商品が全て到着したので、船荷証券と引き換えに商品を引き取った。なお、引取りの際に引取手数料が1,000円発生し、現金で支払っている。また、船荷証券を転売した事実はない。

■ 仕訳問題 第8回 ■
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 問1. 当社(1年決算)は前期の期首(4月1日)に購入した備品300,000円について当期の6月30日に250,000円で売却し、代金は翌月受け取ることにした。なお、備品の減価償却は耐用年数5年、残存価額1割の定額法で行うものとし、当期分の減価償却も売却時に計算するものとする。また、前期分の減価償却は間接法で正しく計算されて処理している。
 問2. 当社は7月2日に大阪株式会社から525,000円分の商品(その内、受取運賃25,000円)を仕入れ、代金は得意先滋賀物流宛て大阪株式会社受取りの為替手形を200,000円振り出し、受取運賃分については現金で支払い、残額は大阪株式会社宛ての約束手形を振り出した。当社は三分法で処理している。
 問3. 当社は8月10日に神戸商会から商品300,000円分を仕入れ、当座預金で支払った。但し、8月10日時点での当座預金勘定の残高は200,000円であり、銀行と当座借越契約を500,000円結んでいるものとする。
 問4. 当社は9月1日、高松商店に商品400,000円を売上げ、代金は7月2日に大阪株式会社に振り出した約束手形を裏書譲渡され、残金は高松商店振り出し、愛媛商店引受けの為替手形を受け取った。
 問5. 当社は10月18日、現金の帳簿残高と実際有高の照合をしたところ、実際有高が3万円多いことが判明したが、原因は不明である。
 問6. 当社は10月19日、前日の現金の不明分を調査した結果、既に受け取っている株式配当金領収書3万円が未記帳であることが判明した。なお、税金は考慮する必要はない。
 問7. 当社は12月1日、毎期恒例の新市場開発の費用3万円を現金で支払って処理したが、借方(市場開拓費)50,000貸方(現金)50,000と間違って記帳した。
 問8. 当社は12月28日、倉庫(期首帳簿価額328,000)が火災で全焼した。この倉庫には保険が500,000円掛けられており、期首におけるこの倉庫の減価償却累計額勘定は72,000円(適正)、残存価額1割、耐用年数50年の定額法で処理しており、当期の減価償却費も算出すること。
 問9. 当社は上記倉庫の保険金のうち250,000円の支払が確定したと通知を受けた。



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