日商簿記1級合格体験記

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日商簿記1級合格体験記

  • ほのパパさん
  • 第128回日商簿記検定
  • 1級合格

過去問、予想問題を繰り返し解く

128回になんとか合格しました。工業簿記、原価計算を苦手にしてまして前回は、ミスも見つかりへこみましたが、今回はその悔しさを晴らすことができました。

私の勉強法は、過去問を解くこと、予想問題を何度も解くことです。

過去問は、「出題パターンと解き方」(ネットスクール出版)を使用し、類似する問題を一気に解きました。前回は「合格するための過去問題集」(TAC出版)を使用しましたが、回数ごとにとくと頭にパターンが入ってきませんでした。パターンを繰り返し解き、苦手なものを何度も解くことが効率的だと思います。


また、予想問題(ネットスクール出版)も解く必要があります。

会計基準はどんどん変更されるため、それを加味した問題を解く必要があるためです。

簿記1級は、単純な計算訓練ではなく、基準の理論の理解も必要となりますので、会計基準や適用指針を読まれると良いと思います。

  • 18171025さん
  • 第128回日商簿記検定
  • 1級合格

キッカケはリストラ対策で簿記論・1級合格!

私は税理士とのW受験です。税理士受験はリストラ対策が動機です。1級は受験しないつもりでしたが、某指導機関の職員に勧められたのがきっかけです。

【商会】 合格には税理士の簿記論合格レベルの実力が必要です。簿記論・財務諸表論を習得すれば十分です。連結、特に持分法は補足しておく必要があります。会計基準が毎年変更されしかもそこから出題があるため、変更点のフォローが必要になります。

【工原】 戦略的原価計算、意思決定の出題が多い。毎回難問がありますが意思決定が特に要注意です。

【テキスト】 中央経済社「新検定簿記講義」しか買っていません。かなり難解なので使いづらさはあります。一般のテキストは6冊くらいになりかさばるので手頃な本が望まれます。一般にTAC、ネットスクールを使っている人が多いようです。最近大栄からも出ています。

商会は税理士のテキストで十分です。もしテキストを購入するときは改正時のフォロー等を確認する必要があります。

本番前に1級の勉強をしていたためか、無事どちらも満点(自己採点)で合格することが出来ました。

工原は2級のテキストがあれば、戦略的原価計算、意思決定の部分を補足に1冊買うだけでもいいかもしれません。

【指導機関】 私は全く利用しませんでした。特にO原に行かずに合格するのが目標だったので、かろうじて達成できました。O原の出題予想が変によく当たるし、しかも試験会場もO原で合格証書にO原の広告が入っているなど私が不可解に感じることが多いです。そのためO原に生徒が集まってしまうのでしょう。どこも1級の講座は儲からないためか値段が高めです。商会のみ、工原のみなど細かい単位で申し込めたら利用しやすいのにと思います。

【税理士受験】 平成22年に税理士簿記論を合格し1年後の合格となりました。税理士の受験資格のある人は併行して受験する方がいいと思います。1級より先に科目合格する方が多いからです。1級は税理士試験ほど細かい指示がなく、知らないことがあると解けないことがあります。

連結で税効果があるなど税理士試験と解法がちがう問題もあり、注意が必要です。 配点 私は商会で40点工原で30点を目標にしていましたが、商会で40点はなかなかとれません。結局、商会と工原で同じ点でした。最後は原価計算に助けられました。

【その他】 税理士試験では平成23年から耳栓が禁止になりました。1級は私の場合、全く黙認されていました。地域により違うかもしれません。