第133回日商簿記検定2級を予想してみる。

皆様、こんにちは。
明日はいよいよ日商簿記検定ですね。もう緊張でドキドキしているのではないでしょうか。
既にこの記事を読んでいる頃にはやることは全てやり尽くして、人事を尽くして天命を待つ心境ではないでしょうか。あまり大きな事は言えませんが、一応近年の日商簿記検定2級についてそれなりに調べたので本試験予想をしてみたいと思います(笑)

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使用したのはこの過去問題集。巷で売ってる分厚い過去問を全部解く必要があるんかと思ってたら、偶然なのかサクッとシリーズに手頃なものを発見。これは最近過去問3回分と以前の過去問から良問をチョイスして作成した4回分が含まれています。まあ、これだけやれれば個人的には十分合格出来るんじゃないかと思います。

あ、ちなみにこれは本屋で直接衝動的に買いました(笑)

そして、前回の日商簿記検定第132回の問題はこちらには付いていなかったので、

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資格の大原さんより無料請求で手に入れました(*´∇`*)
さすがオーハラ。ついでに解答速報の定期無料購読の申し込みサービスもやってくれ(笑)ちなみに127回と128回も大原の無料請求で手に入れたものが手許にあるので、127回から132回の過去問コンプリート(笑)
直近6回分の過去問は実際に解きました。

それを踏まえて出題予想。

 ""ハ(^▽^*) パチパチ♪

すいません。3級は解いてないので2級のみでお願いします(笑)

第1問 ・・・ ガチ仕訳問題

はい、ひねりも何もないです。そのまんま。
仕訳問題だけは誰もが一番最初に解き始めますよね。つまりスタートダッシュを決められるかどうか合否に大きく影響してきます。ここで躓いてリズムを崩すと後に大きく影響してきます。本当は5題中4題は正解したいところですが、1分考えて分からない仕訳は最後に回しましょう。たまにそんな問題あります。最初の出だしは大事なので仕訳問題に固執しちゃダメです。リズムを大切に。

第2問 ・・・ 伝票会計

今回は伝票会計を予想します。直近では128回と130回に出題実績があります。
そろそろ危ないだろうというのと、推定虫食いを織り交ぜた少し難易度の高い問題を予想します。
受験生のレベルは高いので普通の帳簿や伝票会計の出題はかなり高い点数を取ってくるようです。なので若干難しい問題を予想します。

第3問 ・・・ 本支店会計

今回はこれ一択でよいでしょう。直近では127回と130回に出題実績があります。
本支店会計は頻出項目なのにあまりにもご無沙汰しているので、今回出題されなければ内部的に抹殺された可能性が高いです。(ヾノ・∀・`)ナイナイ
本支店会計と言っても論点は未達取引と内部利益なもので、やってることは通常の決算整理と変わりありません。127回のように少々変化球で受験生を惑わせる可能性もありますが、第3問は取れるところをしっかり取る狙いなので、落ち着いてとりこぼしのないようにしましょう。

第4問 ・・・ 部門別個別原価計算

何故かこれが出る気がして仕方ない。しかも補助部門費の相互配賦法を絡めた勘定記入問題。
直近では129回に出題実績がありますが、その時は直接配賦法でした。更に過去に遡ってみると116回、123回に出題実績がありますがその時も直接配賦法。そろそろ来てもおかしくないか?
相互配賦法は知っていないと解けないので解き方は目を通してもいいんじゃないですか?

第5問 ・・・ 等級別総合原価計算

直近では128回に出題実績があります。今回は標準原価計算と共に本命視されていますが、等級別総合原価計算を押してみたいと思います。最近は低合格率が続いたのでサービスの意味も込めて1問は安易な問題を出して来そうな気がします。特に難しい論点ではないので、等価係数、積数といった用語と意味をおさらいしておきましょう。

最後にひと言。最近の問題を解いて難しい問題は本当に難しいなぁと改めて思いました。それでも70点あれば合格出来ます。難しい問題が出た時はパニックにならずに落ち着くことが肝要です。その中で1つでも取れそうな項目があればそこだけ合わせる気持ちで挑みましょう。また、パニックになると他の安易な問題にも影響してきます。最初は順番にこだわらずに簡単な問題から手を付けて行きましょう。

ネットスクールの動画を見てなるほどと思ったのですが、第1問 → 第4問 → 第5問 と仕訳問題の次に工業簿記に手を付ける方がリスクを回避出来そうです。工業簿記は2級に関しては基本的な問題が多いし、モロに得点源になります。まずは魚(得点)がウジャウジャいる釣り堀に糸を垂らして、ガッツリ釣り上げて心に余裕を持ちましょう。商業簿記は変化球でひねる問題が多いです。つまりパニックの元凶となりかねません。最後に回していいと思います。また第2問と第3問は見比べて解きやすそうな方から手を付けた方がいいと思いますが、第3問はボリュームが多く時間を使うのでその辺は適宜見極めて挑みましょう。

何度も繰り返しますが、近年の簿記検定は難しいです。
実力だけでは合格出来ない時代と言えます。実力に正しい戦略と情報で合格可能性を高めましょう。

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