第134回日商簿記検定2級を予想してみる

いよいよ日商簿記検定が明日に迫ってきました。
今回も懲りずに2級のみですが予想してみたいと思います。もちろん今回もガチ1点勝負で行きたいと思います。ちなみに自分は馬券を買うのに押さえはいらん派です。もう長年競馬場に足を運んでいませんけどね(笑)

今回は下記を出題予想します。(*-∀-)ゞ

第1問 ・・・ ガチ仕訳問題

第2問 ・・・ 特殊仕訳帳からの試算表作成

第3問 ・・・ P/L作成問題

第4問 ・・・ 材料費の仕訳と勘定記入

第5問 ・・・ 標準原価計算

次のページで細かく分析と捕捉をしたいと思います。

まず、第1問ですが仕訳問題は99%以上の確率で間違いないでしょう。
こちらは対策はする必要はないと思います。言い換えれば、仕訳問題は日頃の努力の積み重ねに比例して得点出来るもので、予想したりヤマを張ったりする性質のものではありません。ヤマを張るくらいなら仕訳問題を1問でも多く解いた方が良いと思います。本番では確実に4問は合わせたいところです。

次に第2問ですが、正直何が出題されるか分かりません。やはり前々回の特殊商品販売の問題もそうですが、少し傾向を変えようとしている変革期なのかもしれません。ただ、過去問を分析して常識的に考えるならば特殊仕訳帳を絡めた残高試算表の作成問題が濃厚です。第2問は伝票会計と並んで特殊仕訳帳を絡めた出題が多いのですが、伝票会計は前回出題されているので可能性は薄いと思います。

 第3問はP/L作成問題を予想します。精算表作成問題と悩みましたが、何となくP/L作成問題が出そうな気がします。まれにP/LとB/Sの同時作成問題も出題されていますが、最近の傾向はP/Lの作成のみが多いです。しかしながら、精算表もP/Lもやることは一緒なのでどちらが出題されても合格出来る力のある人は対応出来るハズです。基本は総合問題で決算処理がメインです。重要論点は銀行勘定調整表、売上原価の計算(棚卸減耗費等の計算)、有価証券の評価、固定資産の減価償却、社債(発行する立場)、貸倒引当金、費用の見越し繰り延べが非常によく出題されています。もう一度サラッとチェックしてもいいのではないでしょうか。

なお、個人的に本支店会計はノーマークでいいかなと思います。もちろん続けて嫌がらせのように出題する可能性も否定は出来ませんが、前回はまさかの本支店会計と本社工場会計のダブル出題で世間を驚かせたので、もし万が一本支店会計がまた出題されるような事があれば、あいたたた・・・痛いなぁと言わざるを得ません(笑)ステーキも毎日食えば美味しいと思わなくなります。なので、前回のサプライズで受けた高い評価も帳消しになるような愚かな行為はさすがにしてこないでしょう。

第4問工業簿記に移ります。今回は材料費の計算を予想します。
前回は工業簿記は全くかすりもしなかったので気合を入れて予想します。いや、予想も何もこれしかないやろってくらい自信満々なのです。恐らく丁寧に過去問を分析すれば費目別計算が濃厚なのは必然です。実際に予想されている専門学校や有識者は多いと思っています。その中でも材料費に着目しています。特に第98回で出題されたような材料内部副費を含めてガッツリ材料費みたいな出題を期待しています。材料内部副費は第98回以降は出題されていない気がします。ですから処理を知らないと全く対応出来ません。
もしかすると日本商工会議所としては、第98回は触れられたくない黒歴史なので永遠に出題しない可能性もありますが、論点としてはまた出して欲しいなぁと思うくらい重要性はあると思っています。まあ、仮に出題されたとしても、林が当てたから漏洩してたとは誰も騒がないので安心して出題して下さい(笑)

こちらは対策講座がありますので軽く目を通しても良いでしょう。

http://www.mezase-bokizeirishi.jp/mt/boki/2013/06/134.html

第5問は標準原価計算を予想します。
根拠は特にありませんが、順番的にはかなり濃厚な項目になりました。個人的には総合原価計算よりも遙かに出題可能性があると思っています。シングルプランとパーシャルプランの違いを問う可能性もありますが、個人的には標準原価計算と言えば差異分析だと思います。特に曖昧な丸暗記で覚えていると本試験ではボロボロになる論点なので是非とも対策が必要でしょう。

こちらも対策講座を用意していますので軽く目を通しても良いでしょう。

前編:http://www.mezase-bokizeirishi.jp/mt/boki/2013/06/post-12.html
中編:http://www.mezase-bokizeirishi.jp/mt/boki/2013/06/134-1.html
後編:http://www.mezase-bokizeirishi.jp/mt/boki/2013/06/134-2.html

-->